交通事故死過去最少の16人…道警函本10年交通事故発生状況

update 2011/1/3 15:09


 道警函館方面本部交通課は2日、2010年の交通事故発生状況を発表した。管内の交通事故発生件数は前年比81件減の1621件で、死者数は同6人減の16人、負傷者数は同105人減の2000人だった。死者数は、過去の交通統計上で最も少なかった。道内の死者数も同3人減の215人で、1950年以降で最少となった。

 管内の特徴をみると、死者数16人中、高齢者が事故の第一当事者となるケースが、前年より5人減の2人で大幅に減少。発生では、道道で同3人減の0人で、国道とともに大きく減った。また、日曜日に5人、土曜日に2人と全体の4割を占め、市街地の交差点と非市街地の直線で多発する傾向だった。

 函館近郊の2市1町(函館中央、西署管内)では、8月に同市石川町の函館新道で2人が死亡した事故を含め、死者数は12人。森、八雲、木古内、松前署で各1人が亡くなった。函館西署管内では死者はいなかった。

 道内では、事故件数は同1415件減の1万8088件で、負傷者数は同1761人減の2万2094人。都道府県別の死者数は、東京都と並び、6年ぶりにワーストワンとなった。次いで3位が茨城県(205人)、4位大阪府(201人)、5位埼玉県(198人)。道内の交通死亡事故の特徴としては、▽人対車両が多い▽国道での事故が多い▽30歳代の運転者によるものが多い▽65歳以上の死者が多い▽シートベルト非着用者の死者が多い―などが挙げられている。

提供 - 函館新聞社


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