三上商工会長に経産大臣表彰…乙部
update 2011/1/3 15:08
【乙部】乙部町商工会の三上岩雄会長(77)が、商工会法施行50周年などを記念する経済産業大臣を受賞した。1日には、町民会館で表彰状の伝達式が開かれ、寺島光一郎町長が三上会長に大畑章宏経産相の表彰状を手渡した。
三上会長は1985年4月に商工会理事となり、91年3月に副会長、97年には会長に就任。町内商工業者のリーダーとして、商工業者の経営改善や雇用開発などに取り組んできた。92年には化粧品会社の製造工場建設により百数十人の雇用開拓に尽力。その後も、食品会社・はまなすフーズを創業して、地域の雇用創出や地場産の農水産物を生かした商品製造を進めてきた。
2009年からは、商工会を中心とする、農商工連携等人材育成事業に取り組み、町内特産のタラコを生かした商品開発を手掛けている。10年からは、日韓の産学官が連携して、地場産農水産物を生かした本格的なキムチ生産を進める国際プロジェクトの立ち上げに参画。韓国への逆輸出も視野に入れながら、自ら商品試作に乗り出すなど、町内経済の発展に向けた積極的な取り組みが高く評価された。
また、三上会長は1983年4月の町議選で初当選して現在7期目。95年5月から副議長を、2003年6月から議長を1期務めるなど、長年にわたり町内の自治振興にも多大な貢献を果たしてきた。
伝達式では、寺島町長や阿部一町議会議長らが受賞を祝った。三上会長は「新年の幕開けの日に大変な賞をいただき感激している。今後も町内の商工業者や農漁業との連携による地域活性化に力を注いでいきたい」と喜びを語った。
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