市内の教会でXマスイブ礼拝
update 2010/12/25 14:11
クリスマスイブの24日、函館市内の教会では市民を対象にしたクリスマスイブ礼拝が開かれた。明かりがともる荘厳な会場に聖歌と朗読が響き、大勢の参加者がイエス・キリストの降誕を祝った。
元町3の函館ハリストス正教会(ニコライ・ドミートリエフ司祭)では、毎年恒例の「市民クリスマス」が行われた。今年は仙台からセラフィム主教が来函し、降誕祭に参加。白と緑のロシア・ビザンチン様式の復活聖堂には、中居真行伝教師が読み上げる祈祷文と、教会の聖歌隊のメンバーらが歌い上げる無伴奏の聖歌も響き、参加者は静かに耳を傾け、気持ちを新たにしていた。
函館聖ヨハネ教会(藤井八郎司祭)では、午後6時半にイブ礼拝を実施し、教会の信者や市民らが数多く参席。それぞれの手でろうそくに火がともされると、教会の信者が一人ひとりイザヤ書や聖ヨハネ伝などの聖書を朗読。合間にパイプオルガンの伴奏が付いた明るい聖歌が歌われた。藤井司祭は「不安な世の中だが、キリストは私たちを愛し続けます。クリスマスを祝いましょう」と語りかけた。
午後11時には深夜ミサも行われたほか、日中はコーヒーやケーキなどを販売、市民らでにぎわった。25日は午前10時半からクリスマス礼拝が開かれる。
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