須川さん函館で熱演 ヌーベルアンサンブル
update 2010/12/24 16:02
函館のサクソホン・アンサンブルグループ「ヌーベルアンサンブル」(橋本公志代表)の演奏会「サクソフォーン ファンタジー ヌーベルコンサート」が23日、市芸術ホールで開かれた。ゲストのサクソホン奏者、須川展也さんが研ぎ澄まされた音色を響かせ、大勢の聴衆を魅了した。
同コンサートはサクソホン音楽の普及を目的に開催し、5回目。日本を代表する演奏家の須川さんは橋本代表と20年来の付き合いといい、函館での出演は6年ぶり。ピアノ伴奏は須川さんの妻、小柳美奈子さんが務めた。
須川さんはソロ・ステージで「アヴェ・マリア」「日本民謡による狂詩曲」「星に願いを」など6曲を演奏。シャーマン作曲の「メリー・ポピンズ・サキソマジック」では、現代的作風でありながら明るく変化に富んだフレーズを力強く表現した。
後半は「ヌーベル−」のメンバー13人と、函館市文化団体協議会会長の宍戸雄一さんを指揮者に、真島俊夫作曲の「バード組曲より『シーガル』」など。須川さんは優雅な旋律の美しさを際立たせながら、圧倒的な高揚感で締めくくった。
「ヌーベル|」も「二つのバイオリンのための協奏曲」などで息の合った重奏を披露した。
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