作って食べてみんな笑顔 亀尾小中でそば打ち試食会
update 2010/12/23 14:21
函館亀尾小中学校(中村吉秀校長、児童30人、生徒19人)が22日、同校体育館でそば打ち・試食会を行った。児童・生徒らは真剣な表情でそばを打ち、収穫の喜びを分かち合った。
同校では1998年から毎年、そば栽培学習を行っている。この日使用したそば粉は今年9月に同小児童らが収穫したもの。収穫後に1カ月ほど乾燥させ、昔ながらの足踏みで脱穀した。児童・生徒は地域住民の指導を受けながらそば打ちに挑戦。小中生混合のグループに分かれて作業を行った。
つなぎの小麦粉を約2割しか使わないため粉がうまくまとまらず、小学低学年の児童たちには難しい作業だったが、中学生徒は慣れた様子で後輩らにアドバイス。和気あいあいと打ちながら、試食の時間を待った。
同小1年の中山佑里子さん(7)は「初めてだったけど、お兄さんたちがやさしく教えてくれたから上手にできた。大きな包丁で切るところが楽しかった。いつもはあんまり食べないけど、自分で作ったおそばはおいしい」とにっこり。同中3年の舘美綾佳さん(15)は「小学1年の頃はそば打ちが難しくて苦戦したが、今は小さい子たちに教えることの方が大変。でも、自分が打ったそばを食べるのは格別。店で食べるのとは違った喜びやおいしさがある」と話していた。
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