函館市議会補正予算 総額１３０１億を可決

update 2010/12/23 14:20

　函館市議会の第４回定例会は２２日、本会議を再開。本年度一般会計補正予算案など議案３０件を原案通り可決、２０日間の全日程を終え、閉会した。

可決された議案のうち、一般会計補正予算は１４日に追加提案された分を含め、総額を１３０１億８４１９万円とする。生活保護費を１１億８１０７万円増額したほか、新規高卒者雇用奨励補助金を来年度も継続し準備経費とともに債務負担行為で２４０人分、３６００万円の事業費を確保した。

追加分では国の地域活性化交付金を活用し、総額３億２０００万円分の公共工事を前倒し発注するほか、子宮頸（けい）がん、ヒブ、小児肺炎球菌各ワクチン接種費用の来年１月からの全額公費負担などを盛り込んだ。

このほか意見書案は「安心できる介護保険制度の実現を求める」など８件を採択した。

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