西中、リングプル集め初めて車いす寄贈
update 2010/12/21 11:30
函館西中学校(信夫恵美子校長、生徒112人)は20日、ボランティア活動でリングプルを集めて初めて交換した車いすを、函館市日乃出町の救護施設明和園に寄贈した。贈呈式で生徒会長の橋本花那さん(2年)は、「多くの人の協力のおかげで交換できました。これからもお願いします」と全校生徒に呼びかけた。
同校は2003年から空き缶のリングプル回収をスタート。地域住民や商店の協力を得て、ことし9月には510キロに達し、初めて車いすと交換した。明和園とは日ごろから交流があり、この日同校で開いた贈呈式には本田英孝園長をはじめ利用者も出席した。
信夫校長は「人の役に立ちたいという尊い思い、自分たちにできることを長い年月をかけてやってきたことが大きな結果につながりました」と話し、生徒の努力をたたえた。車いすを受け取った本田園長は「優しさのこもった車いすをいただきました。大切に使わせていただきます」とお礼の気持ちを伝えた。
提供 - 函館新聞社
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