年賀状作り佳境 市内書店などで特設コーナー
update 2010/12/20 12:09
来年の年賀状受け付けが各郵便局で始まった。新年のあいさつを元日に届けようと、年賀状作成にラストスパートをかける人も多い。市内のさまざまな店舗で年賀状特設コーナーが設けられ、にぎわいを見せている。
書店ではパソコン関連の棚に年賀状用ソフト付きの本がずらり。ゲオ文教堂湯の川店(湯川町1)の戸川錬治店長代理によると、パソコンの普及でソフトが付いた本は年々増えているという。キャラクターものから定番デザインタイプ、十二支すべてを網羅した12年間使えるものなど種類もさまざま。価格も安いものが増え、ワンコイン本も売れ行き好調だ。また、2008年に販売終了となったプリントゴッコの付属品もそろえる。戸川さんは「今でもプリントゴッコの愛用者は多く、ランプやインク、シートを店頭に並べるとすぐになくなる」と話す。
家電量販店では、はがき専用プリンターの販売に力を入れる。スーパーアウトレットベスト函館店(昭和1)でも、同アイテムが年間で一番売れるといい、カシオとエプソンのプリンターを取りそろえる。阿部真也店長は「パソコンより操作がシンプル。年配の購入者には音声ガイダンス機能が付いているものがおすすめ。年賀状以外でも、専用用紙があれば自宅で写真のプリントができるので一台あると便利」と購入を促している。
パソコンやプリンターを使わず、手作りにこだわりたい人には、シールやスタンプが人気。石田文具(北斗市七重浜2)では、使用した文房具を細かく提示しながら多様なデザインを提案する。後藤理香店長は「来年のえとはウサギ。かわいい動物なので、例年に比べて種類が豊富に入っている。熱を加えると立体的になったり光沢が出る文具もある。世界に一つしかないオリジナリティーあふれる年賀状を作ってみては」と呼びかける。
元日に配布されるには、25日までの投函が必要。年賀状に日ごろの感謝の思いをのせて、送ってみては―。
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