法務局、函館市電「人権号」無料運行 いじめ防止など訴え
update 2010/12/20 12:08
函館地方法務局、函館市などは19日、函館市電「人権号」を無料運行した。車内では小中学生が描いた「人権ポスター」が展示され、市民や観光客はいじめ防止など、人を思いやる気持ちの大切さをあらためて考えていた。
人権尊重の意識を高めてもらおうと、2000年から運行されている。無料運行は昨年から行われており、この日は、湯の川―谷地頭間で午前中に1往復した。ポスターは同法務局と函館人権擁護委員連合会などが実施した「小学生・中学生人権ポスターコンテスト」の入選作35点で、児童虐待や言葉での暴力の防止などを訴えている。
このほか車両にも描かれている函館人権マスコット「ユウちゃん」と「マイちゃん」(レッサーパンダ)がクリスマスらしい衣装を着て乗り込み、人権擁護を訴える啓発物やカレンダーを配布。人権の大切さや同法務局などの活動をPRするアナウンスも流された。
同法務局人権擁護課の藤原俊一課長は「ポスターは来年1月5日まで展示されており、市民の皆さまに、人権に対する正しい認識が広まることを願いたい」と話していた。
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