遺愛女子高、福岡の西南女学院と交換留学
update 2010/12/17 12:36
渡島総合振興局産業振興部の職員5人が、第5回函館歴史文化観光検定(はこだて検定、函館商工会議所主催)に挑み、見事全員が合格した。15日に合格証が届き、喜びを共有。「函館の魅力をあらためて実感した。ほかの課にも声をかけ、受験の輪を広げていければ」と意気込んでいる。
遺愛女子高等学校(福島基輝校長)では、短期留学生として福岡県北九州市にある西南女学院高等学校の生徒2人を受け入れ、学校生活を通じてさまざまな交流を行っている。
2年前から両校で提携して行っている短期交換留学事業の一環。ホームステイをして他校に通いながら、地域文化の違いなどを体感してもらいたいという目的で実施している。10月には遺愛から特進1年の白戸遥さん(15)と英語科2年の奥崎ちさとさん(17)が約2週間、西南女学院に留学。今回は同事業の後半として西南女学院4年の広滝彩衣さん(16)と植村香保さん(16)が5日から函館市内にホームステイし、遺愛に通っている。
広滝さんと植村さんは訪れた当初すぐにホームシックになったと振り返るが、今ではクラスにもなじみ、積極的に授業に参加。先に留学を経験して知り合っていた白戸さんと奥崎さんとは顔見知りだったことから、感じたことや学校生活での疑問などもじっくり話し合うという。
4人の共通点は外国への憧れ。特に英語の授業に熱心に取り組んでいる。広滝さんは「北海道は初めて。知らない土地で生活する経験は自分の人生にプラスになるはず」、植村さんは「将来は海外に行きたい。そのためにもコミュニケーションや会話の能力をみがきたい」と瞳を輝かせる。
留学を振り返り、白戸さんは「普段の生活から離れたことで、家族の温かさや友達の大切さが身にしみた」、奥崎さんは「同じ日本なのに会話や生活のテンポがとても速く感じて大変だったが、いい刺激になった。今回の経験を生かしていきたい」と話していた。
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