渡島総合振興局の5人 はこだて検定全員合格
update 2010/12/17 03:09
渡島総合振興局産業振興部の職員5人が、第5回函館歴史文化観光検定(はこだて検定、函館商工会議所主催)に挑み、見事全員が合格した。15日に合格証が届き、喜びを共有。「函館の魅力をあらためて実感した。ほかの課にも声をかけ、受験の輪を広げていければ」と意気込んでいる。
合格したのは、初級が中村慎一部長(51)と商工労働観光課の寺島進一観光振興係長(39)、高橋真紀子主任(36)、高嶋宏明主事(37)。上級試験は南出徹主任(42)。今回の合格率は、初級が29・9%、上級は44・4%だった。
受験のきっかけは今年4月の人事異動。札幌から初めて函館に赴任した寺島係長が「少しでも早くまちになじみ、観光振興につなげることができれば」と職場の仲間に受験参加を呼びかけたという。
試験は11月14日に行われた。5人は試験当日まで、公式テキストや過去問題を参照し、初級合格者の南出主任のアドバイスを受けるなどして勉強に励んだ。唯一、函館生まれの中村部長は「自分が足を引っ張るわけにはいかない。必死で勉強した」といい、大学ノートにびっしり書き込んだ跡を見せる。
函館商工会議所のはこだて検定担当の永澤大樹さんも5人の奮闘をたたえる。「受験までの道のり、合格という自信が仕事の充実に直結するはず。楽しく学び、函館に住む誇りと喜びも感じてもらえたはず」と話している。
はこだて検定は、函館の歴史や文化、産業、地理などに関する多様な問題の択一式(上級は筆記も)で、全国のご当地検定の中でも難関とされている。第6回の実施は、来年11月を予定している。
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