「海炭市叙景」比グランプリと最優秀俳優賞 市民キャスト会見
update 2010/12/17 03:08
フィリピンで開かれた第12回シネマニラ国際映画祭(1―5日)でグランプリと最優秀俳優賞を獲得した、函館市民映画「海炭市叙景」。ダブル受賞の喜びを多くの人に報告しようと、出演した主要市民キャスト6人が14日、市地域交流まちづくりセンター(末広町4)で記者会見を開いた。
同映画祭はフィリピンをはじめ、世界各国の映画を上映。コンペティション部門に出品された同作は、イタリアやアメリカなどの作品を破って見事グランプリを受賞。通常は個人に与えられる俳優賞も、エキストラ500人を含む出演者すべてが対象となった。同映画祭の審査員は「感動的な作品。演技も見事に計算されつくされている」と絶賛したという。
記者会見の中で、受賞の感想を聞かれると、川守田康彦さんは「今までに経験したことのないうれしさ」と表現。受賞の知らせをどこで聞いたかの問いに、同映画製作実行委の西堀滋樹事務局長は「関係者から聞いた。映画に関わったすべての人がいただいた賞」と喜びを表現した。
同作は函館では先行公開中で、18日からは道内(札幌、帯広、苫小牧)のほか、東京、横浜、福岡などでも公開される。
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。