アフリカ青年研修事業 参加者が表敬訪問
update 2010/12/15 10:05
国際協力機構(JICA)が実施しているアフリカ青年研修事業の参加者20人が14日、函館市を表敬訪問した。市内や札幌で感染症問題について研修を積んでおり、「日本の医療技術を自国で生かしたい」と意欲を見せた。
青年研修は毎年テーマを変えて行っている。今年はエジプト、ナイジェリア、ガーナなどアフリカ10カ国の医療関係者が12月1日から来日し、函館と札幌で研修。函館では市立病院や保健所などを訪問し、見学のほか講義も受けている。
応対した市の渡辺宏身企画部長は「それぞれの国に帰ったら、医療の面で貢献してほしい」とあいさつ。参加者を代表しカテベ・セシリアさん(ザンビア)が「アフリカにとって感染症対策の重要性は増すばかり。日本の優れた医療を学び、自国に持ち帰って生かしたい」と話すとともに「豊かな文化を目の当たりにし、日本人の道徳心に感心した」と印象を語った。
参加者は一人ひとり、日本語であいさつ。「日本が成長を遂げた要因は何ですか」などと、渡辺部長に熱心に質問していた。一行は18日に帰国する。
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