アフリカの医療研究員が生け花に挑戦
update 2010/12/14 10:17
アフリカで医療関係施設に従事する研究員20人が13日、浅水フラワーガーデン(函館市昭和2)を訪れて生け花に挑戦した。
研究員たちは感染症研究のため今月1日にアフリカから来日した。数日にわたり札幌市内で研修を行い、9日に函館入りした。函館では保健所の取り組みや検疫所の体制、インフルエンザの対応について学んだほか、五稜郭タワーの見学なども行った。
この日は日本の文化に触れるため生け花を体験。講師は池坊函館中央支部の高石香雲さんが務めた。初心者にも生けやすいアイリスの花をメーンに使い、高石さんが説明する手順を追いながら作業を進めた。
終了後は市内で教室を主宰する高松園さんがたてた抹茶と和菓子が振る舞われ、研究員たちは珍しそうに口に運んだ。
ザンビアの助産師ムソンダ・チャリティ・ムクパさん(33)は「日本は初めて来た。ザンビアでは午後4時には閉店するので、夜遅くまで店が開いていることに驚いた。初めて食べた刺し身はおいしかった」と日本の印象を話し、ガーナの研修医アクウィー・エドモンドさん(32)は「先生が優しく教えてくれたので、簡単に花を生けることができた。日本は社会が組織化された、きちんとした国。少し時間に厳しいけど」と笑顔だった。
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