函館市議会、「経済活性化戦略会議」設立へ
update 2010/12/14 10:17
函館市議会第4回定例会は12日、一般質問を継続し6人が登壇した。西尾正範市長は、地域経済の活性化を目的に市や函館商工会議所、道中小企業家同友会、金融機関などのトップで構成する「函館市経済活性化戦略会議」を年明けにも立ち上げる考えを明らかにした。
工藤恵美氏(新生クラブ)の質問に答えた。
西尾市長は2009―10年度に取り組んだ経済振興策を説明。北大水産学部、公立はこだて未来大学、函館高専の教員とともに函館の技術、研究力をPRする「地域ビジネスマッチング事業」などを実施した経緯を話し、「きめ細かい施策を展開していきたい」とした。
これに対し、工藤氏は「地元企業の育成にもっと力を注ぐべきでは」とただした。西尾市長は「地域経済活性化に向けて、官民一体となって知恵を出し合うことが重要。経済活性化戦略会議を年明けにも立ち上げる中で、今まさに何が必要なのか検討したい」と述べた。
市経済部は同会議について、具体的な設立時期や協議内容は未定としながらも「市を含めた函館経済界のトップを集めて行う予定。まずは顔を合わせることで方向性を決めていきたい」としている。
一般質問にはこのほか、斉藤明男氏(新生クラブ)、日角邦夫氏(民主・市民ネット)、北原善通氏(市民クラブ)、小山直子氏(民主・市民ネット)、金沢浩幸氏(新生クラブ)が立った。
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。