しめ飾り作りピーク迎える

update 2010/12/11 16:34


 今年も残り1カ月を切り、函館市赤川町の園芸店「花夢(かむ)ショップ オオミ」(近江ヒデ社長)では縁起物のしめ飾り作りがピークを迎えた。店内には色鮮やかなまゆ玉も登場し、一足早い正月の雰囲気に包まれている。

 しめ縄は同店敷地内で育てたスゲを使って作る。7月に刈り入れて乾燥させたものを、9月ごろから締め上げていく。

 家内安全や商売繁盛を願うタイや小判、七福神などの縁起物を付けるとしめ飾りは完成。一般家庭用や長さ5メートルにもなる神社の境内用など、大きさや種類はさまざま。漁場での無事と大漁を祈って、特別注文する漁業関係者も多い。約3カ月かけて1万個以上を仕上げる。

 また、店内の一角にはピンクや白、黄色などに色付けされた麩(ふ)のまゆ玉が華やかに咲き誇る。毎年年末になると常連からの予約注文が相次ぐという。

 近江社長は手早く、力強く作業を進めながら「51年間毎年作っているので、手順などは体にしみついている」と話す。作業は今月いっぱい続き、神社をはじめ市内のホームセンターなどでも販売される。

提供 - 函館新聞社


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