西尾市長「新函館」一番ふさわしい…北海道新幹線 新駅名称問題

update 2010/12/10 13:57


 函館市の西尾正範市長は9日の市議会一般質問で、2015年度開業予定の北海道新幹線新函館駅(仮称)の名称問題について「新函館が一番ふさわしい」と発言し、「北斗函館駅」を主張する北斗市議会をけん制した。

 北斗市議会の新幹線建設促進調査特別委員会(中井光幸委員長)は今年9月、新駅名として「北斗函館」と決議。ただ、高谷寿峰市長は「JRから照会があった時には市長として要望をしなければならない」と、現時点では慎重な姿勢を示している。

 一方の函館市はこれまで「“函館”の文字を名称から外すことにはならない」とし、必ずしも新函館に限らないとの姿勢を保ってきたが、ここにきて現在の仮称「新函館」の実現に向け、大きくかじを切った形だ。

 西尾市長は、村井正幸氏(新生クラブ)の質問に対し、@過去に新大阪、新横浜などの例があるA新函館の名称が全国的、地域的に広く認知されているB利用者にわかりやすく、インパクトが必要Cオール北海道の意向を受け、駅の立地を渡島大野駅付近に譲歩した経緯―などを理由に挙げた上で、「全国や地域の未来に向け、インパクトのある新函館が一番ふさわしい」と述べた。

提供 - 函館新聞社


前のページにもどる  ニュースをもっと読む


ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです