季節労働者が就活学ぶ 通年雇用促進協議会がセミナー
update 2010/12/7 13:46
季節労働者向け就活力向上セミナー(函館季節労働者通年雇用促進協議会主催)が6日、函館市湯川町1の花びしホテルで開かれた。約20人が参加。季節労働者を取り巻く環境の変化を学ぶとともに、今後の就職活動に向けた実践的なテクニックを身につけていった。
季節の環境変化により年間を通して就業ができず、収入も不安定な場合が多い季節労働者の数は、ピーク時の1975年に全道で約30万人いたが、その後は減少を続けている。しかし函館市内には2009年の時点で3826人(函館公共職業安定所調べ)いるため、同協議会では、より安定した生活を送ることができる通年雇用へ向けた支援に力を入れ、労働者および経営者を対象としたセミナーや技能講習会などを開催している。
この日はキャリアアドバイザーの志田浩一郎氏を講師に招いた。志田氏は、国内で厳しい経済状況が続く中、企業側が少数精鋭と個人の専門性を重視した即戦力型の人材を求める傾向が増えていることを指摘。「まずは自分自身をよく知って、自分が何をできるのか、どんな能力があるのかを再確認することが大事。就職活動の際の応募書類や面接の中でも、しっかりとアピールポイントを強調することができるように」と訴え、具体的な履歴書の書き方や面接におけるテクニックなどを伝授していった。
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