記念行事で障害者福祉に理解
update 2010/12/6 10:44
2010年度障がい者週間記念行事が5日、函館市総合福祉センター(若松町33)で行われた。市内の障害者団体や福祉関係者をはじめ、一般市民も訪れ、障害者福祉について理解を深めた。
「障がい者週間」(12月3―9日)は、障害者福祉について理解と関心を深め、障害を持つ人に社会参加の意欲を高めてもらおうと、内閣府が1995年に定めた。函館でも毎年、同週間にちなんだ記念行事が開かれている。
今年のステージでは、よさこいチーム「音舞」がよさこいを3曲披露した。同チームは「障害があっても自由に音に舞いながら楽しみたい」という思いのもと、祭りやコンサートなどで精力的に活動している団体。鳴子を打ちならし、元気な掛け声をかけながら力強く踊るメンバー25人に、会場は大きな拍手を送った。
会場では福祉機器の展示や福祉施設の作品販売、点字体験なども行われていた。訪れた函館市内の30代女性は「福祉施設の展示を見て、さまざまな活動を知れた。障害のある子どもを持つ友人がいて、障害者自立支援法廃止の運動をしていたことを思い出した。自分も障害者福祉について知識を持たなくては」と話していた。
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