道南も大荒れ
update 2010/12/4 15:33
3日の本道は、日本海北部と三陸沖から低気圧が発達しながら北上した影響で、道南でも暴風雨の大荒れの天気となった。函館海洋気象台によると、函館空港で最大瞬間風速27・8メートル、函館市美原で同25・6メートル、奥尻町で同23・0メートルを観測した。気温も上がり、八雲町熊石で最高気温が12月として最高の14・3度、函館市美原は14・1度となり、各地で10月中旬から11月上旬の高さとなった。
強風の影響で、函館市内では自転車に乗っていた女性が風にあおられて転倒し、骨折が疑われるけがを負い、救急車で病院に搬送された。交通機関はしけの影響で、津軽海峡フェリーの函館─大間便の2往復4便を欠航し、約40人に影響した。函館山ロープウエイは強風のため、午前10時の始発から午後3時50分ごろまで運転を見合わせた。
市内では傘を必死に押さえながら歩く人が多く見られ、JR函館駅前を歩いていた室蘭市の女性は「まるで台風。思うように歩けず、飛ばされるかと思った」と話していた。
同気象台によると、4日は渡島西部と桧山で風が非常に強くなり、海は同日夜遅くまで大しけとなる見込み。暴風や突風、高波に警戒を呼び掛けている。
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