道南に観光客呼び込め 新青森開業でJR旅連支部がパスポート作成
update 2010/12/3 09:56
函館市内や近郊の旅館・ホテル約50軒が加盟するJRグループ協定旅館連盟函館支部(松橋博支部長)は、4日の東北新幹線新青森開業に合わせ、「みなみ北海道函館観光パスポート」を作成した。函館市内や道南各地の観光施設約40カ所の割引特典が付いており、同支部は「新青森開業に向け、函館の観光アピールに一役買えれば」と話している。
パスポートは、2015年度の北海道新幹線開業に向けて同支部内で設けた「函館地区観光誘客プロジェクトチーム」が発案。有料施設の割引のみならず、1冊持つことで道南の観光施設が分かる作りとなっている。
利用できるのは函館山ロープウェイや五稜郭タワーなどの主要施設のほか、旅館の日帰り入浴など。パスポートには共通割引クーポンが10枚付いており、クーポンの提出が必要な施設のほか、パスポートを見せるだけで割引が受けられる施設もある。
利用は1年限定で、来年3月末までに5万枚の利用を見込む。同支部加盟ホテルですでに配布しているほか、4日からはJR東日本の旅行商品利用客にプレゼントして利用促進を図る。同支部の斉藤利仁理事は「利用状況を見ながら、来年春以降に向けて新たにパスポートを作っていきたい」と話している。
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