食のブランドフェア 成果上々

update 2010/12/3 09:56


 加工品・流通関係者と有名百貨店バイヤーらが、道南産品の付加価値向上と販路拡大を掲げて10月に実施した商談会「道南食のブランドフェアU」の中間報告がまとまった。個別商談延べ173件のうち、商談成立が31件、交渉中48件と上々の成果。アンケートでも前向きな意見が多数を占め、関係者は「商談の成否に関わらず、互いの情報を持ち寄ることで、道南の食の魅力の磨き上げができたと思う」としている。

 フェアは渡島総合振興局と桧山振興局などの主催。講演会と相談・商談会、首長らも参加する試食会で交流を深めた。

 商談には、渡島・桧山両管内を中心に61企業が参加。バイヤーは東京、大阪、札幌、函館から26社41人が駆けつけた。25ブースで各席40分間の面談をし、地元企業担当者は持ち込んだ商品の特徴やこだわりを伝え、バイヤーが印象に残る商品の命名やパッケージの工夫などを助言した。

 地元企業へのアンケート(52社回答)に50社が「期待以上・期待通り」と答えた。主な意見は▽改良点のアドバイスで、今後の方向性が決まった▽普段店頭に立つことがなく、客の反応や評価を聞けたことは参考となり、自信にもなった▽参考になることが多く、次回も参加したい―など。

 渡島総合振興局担当者は「道南にはまだまだ素晴らしい特産品がある。食品加工においても可能性は無限で、このような催しを通じて関係機関が一丸となって地域を応援していきたい」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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