開校130年の歴史児童が確認…大船小で記念集会

update 2010/12/2 12:43


 函館大船小学校(児童51人、今福一校長)の開校130周年記念児童集会が1日、同校で開催された。児童が小学校の歴史にちなんだクイズや発表を行い、皆で校歌を歌って祝った。地元の大船南部神楽保存会(高谷昇会長)は獅子舞を披露し、子どもの健やかな成長を祈願した。

 同校は明治13(1880)年12月17日に開校した、函館市内でも歴史のある学校。今校長は、住民の願いが通じて学校が設置されたいきさつを紹介。「今日は皆さんの発表を通して郷土について学習し、地域のことを見直してほしい」と呼びかけた。

 同校PTAの丸谷光日東会長は「児童数はわたしたちが通っていたころの半分になってしまったが、これからも子どもたちがこの地域で活動するため支援していきたい」とあいさつ。神楽を奏上した高谷会長は「保存会の会員もこの小学校を卒業して立派に漁業をしている。これからも子どもを大切に育てていきたい」と話した。

 児童は3、4年が「大船小の歴史」を、5、6年は「大船小ニュース」を発表。1、2年は学校の歴史にちなんだ○×クイズを行い、「大船小には野球少年団があった」(答えは○)などの問題を出し、3―6年生が答えた。最後にこれまでの同校卒業生が約2600人であることを知らせ、同じ数のヒマワリの種を張り付けた紙を見せて、歴史の長さを確認した。

提供 - 函館新聞社


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