乳がんの予防など啓発、「チームピンク」発足
update 2010/12/1 15:14
乳がんの予防や検診を啓発する市民団体、ピンクリボンin函館実行委員会「Team PINK!(チームピンク)」がこのほど、発足した。同実行委員長の川村佳子さんら有志5人で立ち上げ、これから展開する啓発活動に向けてサポーターを募集している。4日午後7時から、市地域交流まちづくりセンター(末広町4)で説明会を開く。
ピンクリボンは、乳がんの正しい知識や検診の早期受診を啓発するシンボルで、アメリカで発祥したと言われる。日本でも2000年ごろから認知されるようになり、趣旨に賛同した活動が各地で展開されている。
川村さんは19年前、母親を乳がんで亡くした経験を持ち、乳がんにかかわる取り組みを避けてきたが。今年10月に札幌で、乳がん検診の啓発の一環としてピンク色にライトアップされた建物を見て、「何かしなければ」との思いが沸き、知人らに声を掛け実行委を発足させた。
活動のスローガンは「受けようマンモグラフィー検査!乳がん早期発見で安心な暮らし」「ストレスフリーで笑顔な毎日を!」「今から始めよう!乳がんに対する家族の理解」の3本柱で、検診、自己ケアの普及、啓発や家族のサポート活動などを行う。
家族で楽しめる啓発イベントやオリジナルグッズの販売なども計画していて、イベントの収益金の一部を日本対がん協会やNPO法人日本乳がんピンクリボン運動(J.POSH)に寄付する考え。
説明会では、活動の理念や今後の取り組みを示し、入会も受け付ける。川村さんは「純粋に活動の趣旨に賛同してくれる人を募っています」と呼び掛ける。説明会は参加無料。問い合わせは川村さんTEL080・1876・6626。
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。