戸井高存続策、今月中に結論
update 2010/12/1 15:14
函館市議会総務常任委員会(浜野幸子委員長)の委員協議会が30日開かれ、道教委が示した戸井高校の2013年度募集停止問題について審議した。市教委は市立化も含めた同校の存続策に関し、12月中に結論を出すとする一方、道教委に対しても道立での維持に向けて要望する考えを示した。
市教委は同校への入学者が来年度以降20人台で推移し、2019年度には15人となる見通しを公表。併せて11月1日現在で、市内の中学生のうち同校への進学希望者が18人(前年度同期28人)と明らかにした。
委員からは存続の形態などについて質問が上がり、市教委は@道立として維持A道立のキャンパス校B道立の分校C市立化D市立のキャンパス校―などの選択肢を示した。多賀谷智教育長は「存続を基本に方向性を出し、その後に具体的な方法を示したい」と述べるとともに「道立での存続を断念したわけではないが、市立化も視野に入れながら道教委への要望も続けている」と説明した。
また市立化する場合の手順として、多賀谷教育長は設置条例の改正や道教委との移管手続きが必要―とした。
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