子どもの命救うキャップ2万個 本通小児童会が「小さな親切」運動に寄贈
update 2010/11/30 13:17
函館市本通小学校(小松一保校長、児童360人)の児童会が29日、テーオーデパート(梁川町10)で「小さな親切」運動函館支部(小笠原孝支部長)にペットボトルのキャップ約2万個を寄贈した。
同校PTAの呼び掛けを受け、今年4月からキャップ集めを開始。学校玄関に設置した収集箱に、児童らが家庭で集めたキャップを入れて回収した。
キャップを受け取った小笠原支部長は「人のために小さな親切を行うこと、さらにそれを継続し習慣付けることは大変なこと。これだけたくさん集めた皆さんに感謝します」と児童らをねぎらった。児童会長の知名玲奈さん(6年)は「集めるのは大変だったが、子どもたちの役に立てると思うとうれしい。これからも地域のごみ拾いやリングプル集めなど、何か人のためになる活動をしてみたい」と笑顔で話していた。
集めたキャップは東京のリサイクルセンターで換金されたのち、発展途上国の子どもたちにワクチンとして配られる。今回の寄贈分はポリオワクチンにして約30人の子供の命を救える量に値するという。
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