道南 一気に銀世界 市民ら雪かき
update 2010/11/30 13:17
北海道上空に真冬並みの寒気が入った影響で、29日の道南地方は渡島管内を中心に断続的に雪が降ったほか、日中の気温がほとんど上がらず寒い1日となった。海上も荒天に見舞われ、フェリーが欠航した。
函館海洋気象台によると、同日午後7時までの24時間降雪量は函館16センチ、森15センチ、七飯町大沼13センチ、八雲10センチ。
気温は各地で終日、氷点下のまま推移し、函館では日中の最高気温が氷点下0・9度までしか上がらなかった。最低気温は長万部が同5・4度、森と今金が同4・5度と、12月中旬並みの寒さとなった。
日本海側で強い風が吹き、江差で最大瞬間風速27・3メートル(午前1時44分)を観測。奥尻でも同26・6メートル(午後2時53分)を記録した。
荒天によって津軽海峡フェリーは函館―大間間の2往復4便を欠航し、約50人に影響した。ハートランドフェリーも江差―奥尻間の2往復4便を欠航し、影響人数は約150人。
市内の幹線道路は雪で路面が滑りやすくなり、朝のラッシュ時間帯から午前中にかけて交通渋滞が発生。民家や店舗の前では、雪かき作業に追われる市民が目立った。
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