「良い年」願い迎春準備…函館八幡宮で縁起物づくり
update 2010/11/29 03:33
函館市谷地頭町の函館八幡宮(中島敏幸宮司)で27日、正月用の破魔矢(まはや)やおみくじなどの縁起物づくりが始まった。函館八幡宮敬神婦人会(勝又チカ会長)の約40人がおみくじを丸めるなど、年の瀬の作業奉仕をしていた。
破魔矢には来年の干支(えと)のウサギの絵馬を取り付けた。このほか、札や歳神を袋に入れる作業を行った。
勝又会長は「このご奉仕をさせていただくだけでも、私たちは幸せと感じている。今年は世界情勢や国内経済が大変だが、来年は皆さんに大きな幸せが、世界に平和がやってくるように願いを込めながら作業をしています」と話していた。
作業は28日も行い、破魔矢3600本、鏑矢500本、おみくじ5万本などを準備する。おはらいを受け、初詣の参拝客の前に並べられる。
提供 - 函館新聞社
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