グループホームと小規模多機能型施設 「あいある」30日オープン

update 2010/11/29 03:32


 認知症高齢者を対象としたグループホームと小規模多機能型施設を備えた複合施設、あいある(竹田茂人施設長)が30日、函館市小安町692にオープンする。 札幌市でカレーレストランを経営する「時館」(照沼司社長)が開所した施設。札幌でもグループホームや高齢者下宿など福祉事業を展開しているが、函館への参入は初めて。改行 建物は木造2階建て。床や壁など道南産の木材を使用し、昔ながらの番屋をイメージした外観となっている。

 グループホームは定員18人で、全室個室。食堂兼居間や浴室、洗濯室などを備え、看護師や栄養士が常勤する。日当たりも良く、2階からは津軽海峡を眺めることもできる。

 小規模多機能型はデイサービスとショートステイ、訪問介護を利用者の希望に合わせて支援し、24時間、365日対応。定員はデイサービスが1日15人、ショートステイは9人(全室個室)。機能回復や健康維持用のトレーニングマシーンを備えている。

 26、27の両日、内覧会が開かれ、介護事業所の関係者らが見学に訪れた。改行 今後、利用者と地域住民がふれあう季節の行事も実施していく考えで、同社の照沼社長は「小安という地域に根差した温かい福祉社会を築いていきたい」と話している。

 問い合わせはグループホームTEL0138-85-8562、小規模多機能TEL同83-8814。

提供 - 函館新聞社


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