道南10月の有効求人倍率0.46倍
update 2010/11/27 12:00
函館公共職業安定所が発表した渡島・桧山管内の10月の雇用失業情勢によると、有効求人倍率は0・46倍と前年同月を0・11ポイント上回り、5カ月連続の改善となった。0・4倍台後半に達したのは2008年10月以来2年ぶり。新規求人倍率も6カ月連続で前年同月を上回った。
有効求職者は前年同月比7・9%減の1万283人で、前年同月を7カ月連続で下回った。一方、有効求人数は同20・1%増の4691人と、6カ月連続で改善した。
雇用の先行指標となる新規求人倍率は、前年同月を0・32ポイント上回る0・94倍で、6カ月連続で前年同月を上回った。新規求職者数は同15・2%減の2249人だった。
同所は管内の雇用情勢について「持ち直しの動きが続いているものの、厳しさが残る」と判断を据え置いた。
併せて発表された来春高卒者の10月末現在の求人倍率は、前年同月比を0・07ポイント上回る0・78倍。管内の求人は前年同月を15・8ポイント上回る396人、道内は同11・5ポイント増の107人と好調だが、道外は同14・8ポイント減の306人となっている。
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