函館市、韓国・高陽市と来月24日に姉妹都市提携
update 2010/11/26 10:31
函館市の西尾正範市長は25日の定例会見で、韓国の高陽(コヤン)市と、クリスマスイブの12月24日に市内で姉妹都市提携を結ぶことを発表した。当日には市民向けのPRイベントなども企画しており、西尾市長は姉妹都市提携による交流進展に期待を寄せた。
函館市と海外都市との姉妹提携は高陽市で5番目。このほか天津市(中国)と友好交流都市提携を結んでいる。
高陽市との提携交渉では、10月に谷沢広副市長が同市を訪れ、年内の調印を要請。これを受けて今月9日に同市の金仁圭(キム・インギュ)副市長が来函し、崔星(チェ・ソン)市長の訪問について「12月23日か24日としたい」との意向を示し、両市間で調整を進めていた。
市国際課によると、崔市長は23日に来函し、翌24日に函館国際ホテルで調印式と祝賀会を行う。祝賀会後には市民向けイベントとして、韓国の事情に詳しいラジオパーソナリティーを招いたトークショーを行う計画が持ち上がっている。当日ははこだてクリスマスファンタジーの最終日前日に当たることから「崔市長に点灯式に参加してもらい、冬のイベントを知ってもらえれば」としている。
高陽市について西尾市長は「韓国最大のコンベンションホールを持ち、発展し続けている印象がある。青少年の文化・スポーツや経済、観光交流など活発な交流が進むと期待している」と述べた。
一方、市長は北朝鮮軍による韓国の延坪島(ヨンピョンド)への砲撃事件に関し、崔市長に対して安全を願うとの手紙を送ったことを明らかにし、「このまま収まれば(提携は)予定通り進むということでやりとりしている」として問題収束を願った。
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