大型小売店4労組が老人ホームに車いす
update 2010/11/26 10:31
函館市内の大型小売店など4店舗の労働組合員が25日、函館市西旭岡町3の養護老人ホーム「まろにえ」(山石卓弥施設長)に車いすを寄贈した。車いすは大量のリングプルをもとに購入。受け取った山石施設長は「ありがたい。利用者の外出時に役立てたい」と感謝していた。
丸井今井函館店と棒二森屋、渡島管内のコープさっぽろ全店、道南ラルズの4労組が加盟する「JSD日本サービス・流通労働組合連合道支部」による社会貢献活動の一環。リングプルは社員食堂での回収や組合員の寄付で同支部全体として517キロ分に。同支部が札幌の専門業者で換金し3台を購入。このうち自走式の1台を同ホームに贈った。
贈呈式には各労組のメンバー4人が出席。利用者らを前に丸井今井函館店の滝田敦収さんが「リングプルはメンバーが地道に集めてきたもの。組合員の協力がなければできなかったので大切に使って」とあいさつ。山石施設長は「施設の周囲は緩やかな坂道が多いので、有効活用できると思う」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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