函館新聞教育面コラム 小笠原さんの本が完売
update 2010/11/24 13:16
元道教育庁指導参事で前函館大学学長の小笠原愈さん(73)が、函館新聞教育面に連載中の「小笠原先生のひとりごと」をまとめ、自費出版したコラム集「家庭、学校、地域への提言」がこのほど、発行した約400冊を完売した。教育関係者ばかりでなく、地域住民も購入した。小笠原さんは「一般の人に著書を読んでもらったのは初めてで、大変責任を感じました」と話している。
小笠原さんは2008年2月から毎月2回、本紙教育面でコラムを連載中。「地域振興に寄与したい」との思いで長年の教職員経験を生かして始めたが、50回目を迎えた集大成として今春、1冊の本にまとめた。本は「家庭への提言」「学校への提言」「地域への提言」の3章からなり、学校だけでなく家庭や地域などが教育にかかわる心構えなどを詳しく説明した。
春に発売し、10月に完売した。購入者は教員が圧倒的だが、学生や子育て中の保護者なども多数いたという。自宅で注文の電話を受けたが、購入者の大半は面識のない人で、「貴重な感想や色意見もいただき、これから書き続ける参考になりました」と感謝する。
今後は地域と学校教育のつながりについてをテーマに考えており、「読者の期待に応えた内容にしていきたい」と話している。
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