五稜郭の堀で電球取り付け作業開始 来月1日から五稜星の夢

update 2010/11/22 15:23


 2000個の電球で五稜郭の堀を照らす「五稜星の夢(ほしのゆめ)」の設置作業が21日、国の特別史跡・五稜郭跡で始まった。点灯は12月1日から来年2月28日までの午後5時から同10時。初日の1日午後5時には花火も打ち上げられる予定だ。

 五稜星の夢は1989年から実行委が手掛けている。雪景色に映える電飾の明かりが幻想的で、冬の函館観光を盛り上げている。

 設置作業には市民有志約100人が参加。午前10時から始まり、裏門から二手に張り巡らせた電線を土のうで固定したくいに付け、1時間半かけて電球を丁寧に設置した。

 母親と参加した函館本通小3年の斉藤美沙さん(9)は「少し疲れたけど、電球の取り付けを最後まで頑張った」とにっこり。東京から観光で訪れた福島陽一さん(67)は「ライトアップを今夜見たかったが、機会があれば点灯期間中にまた函館に来たい」と話していた。

 実行委員長の宮下俊雄さん(66)は「天候と大勢のボランティアに恵まれて設置準備がはかどった。今年は箱館奉行所のオープンで五稜郭への観光客が例年以上に多い。このライトアップで、もっと五稜郭に親しみを持ってもらえれば」と意気込んでいた。

 設置作業は22日以降も行われ、30日までに試験点灯する。電気代などは募金で賄っており、実行委は1口500円で協賛募金を受け付けている。問い合わせは実行委TEL0138-40-8009。

提供 - 函館新聞社


前のページにもどる  ニュースをもっと読む


ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです