NHKドラマ「坂の上の雲」函館でロケ
update 2010/11/17 10:22
NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」で、来年12月に放送予定の第3部の函館ロケが同市汐首町周辺の丘陵地で行われている。16日に報道陣を対象とした取材会が開かれ、陸軍軍人の児玉源太郎役の高橋英樹さんらが作品やロケ、函館について語った。
同ドラマは、司馬遼太郎の長編歴史小説を3部構成で放送。第1部は昨年に放送され、第2部は今年12月5日から4回にわたって放送される。
函館ロケでは、日露戦争で繰り広げられた「二〇三高地」の争奪戦を撮影した。明治時代の写真を基に候補地を探していたところ、地形が似ていることや周囲に民家がなく安全であることなどの理由で選ばれた。
10月30日から撮影が始まり、高橋さんのほか、乃木希典役の柄本明さん、伊地知幸介役の村田雄浩さんのほか、俳優や地元からエキストラ40─110人が出演した。11月17日に終了する予定。
柄本さんと村田さんは16日で撮影終了。柄本さんは「函館に二〇三高地に似た場所があり良かった」、村田さんは「曇りだったが(津軽海峡上に)日が出ており、ロケを歓迎してくれたようだ」、高橋さんは「食べ物がおいしく函館のロケは最高。戦闘当時同様に寒さが厳しく、良い撮影ができた。現在の平和な社会の礎を築いた100年前の出来事を見てほしい。撮影に協力してくれた人に感謝したい」と話していた。
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