道南、北東北のうまいものずらり

update 2010/11/13 11:45


 函館湯の川グランドホテル(函館市湯川町3)で12日、「湯の川うまいもの祭り」が開かれた。道南と青森、秋田を代表する海や山の幸を使った郷土料理がずらりと並び、来場者を楽しませた。

 「B級グルメ」と呼ばれる、地元でしか味わえない個性的な料理が注目を集める中、函館にいながら北東北の味覚を存分に楽しんでもらおうと企画。会場には青森の「せんべい汁」「十和田バラ焼き」「ほたての貝焼き」「つゆ焼そば」、秋田の「稲庭うどん」「きりたんぽ鍋」「ハタハタの一夜干し」などがずらりと並んだ。また道南の味覚として「戸井産のブリ」「サケのチャンチャン焼き」「ジャガイモグラタン」なども登場し、バイキング形式で提供された。

 初めて見る料理も多く、約100人の来場者は、真剣な表情で品定めをしながら、お気に入りの料理を選択。函館市港町の佐藤幸雄さん(63)は「せんべい汁は初めて食べたがおいしかった。各地の料理が一度に食べられるので、旅行気分を味わうことができ得した気持ち」と喜んでいた。

 調理を担当した葛西賢シェフは「函館の人たちに北東北の料理の魅力を知ってもらえれてうれしい。今後もこのような企画を行っていきたい」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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