西高2年・加藤さん最高賞…「北海道学び推進月間」標語・ポスターコンクール
update 2010/11/13 11:44
道教育委員会が行った本年度の「北海道学び推進月間」標語・ポスターコンクールで、函館西高校の加藤春香さん(2年)が、最高賞の優秀作品に選ばれた。勉強する生徒の背景に警察官や調理師など仕事する青年の姿をさわやかに描いた作品で、表現力の豊かさが評価された。全道の小中高校や教育委員会にポスター化して配布され、掲示される。
道は昨年、4月と11月を学び推進月間と制定。コンクールは昨年度に続き2回目で、全道の小中高校生から標語部門には983点、ポスター部門には122点の応募があった。優秀作品は両部門とも1点ずつ。入選作品は、標語は小・中・高校で各4点、特別支援学校が1点、ポスターは全体で6点を選出した。
12日は渡島教育局の和田基興局長が同校を訪問し、加藤さんに表彰状と完成したポスターを伝達。和田局長は「大変きれいで素晴らしいポスターです」と評した。
加藤さんは中学校から美術部に所属し、高校では初めてコンクールに応募した。当初はデザインに苦労したが、「勉強をすることで未来の選択肢を広げるイメージで、いろいろな職業の人を描いた」と工夫した様子を説明。「短い期間に作ったので反省点もあるが、たくさんの人に見てもらえてうれしい」と喜ぶ。
このほか道南からは、同じポスター部門で、桧山北高校の佐藤百華さん(1年)と渥美麻衣さん(3年)がそれぞれ入賞に選ばれた。佐藤さんは「意欲的に本を読む子は、将来も雰囲気も輝いている」と伝えようと、鉛筆と本を持つ子どもの姿を描いた。渥美さんは「身近なものから多くのことが学べる」とのメッセージを込め、紅葉した葉を持つ笑顔の子ども表現した。
標語部門では、松前大島小学校の曽我えれなさん(6年)が「人生の 土台をしっかり 勉強で」の作品で入選となった。
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