函館市、まちづくり3カ年計画策定

update 2010/11/12 11:14


 函館市はこのほど、2011年度から3年間の事業や施策の指針となる「まちづくり3カ年計画」をまとめた。来年度から開始する事業として、磨光小学校と木直小学校の統合によるスクールバスの運行や、地域福祉推進のためのコーディネーター設置などを盛り込んでいる。

 市の新総合計画(2007―16年度)で示した施策を総合的、計画的に推進するための実施計画として毎年度ごとに策定しており、来年度予算編成の基本となる。実際の事業採択はその時々における優先度や財政状況に左右されるため、継続しているものや、今後想定される事業を掲載している。

 11年度新規事業のうち、市が事業主体となるのは過疎化が進む椴法華地区での集落維持対策やヒブワクチン、子宮頸がん接種費用の助成、中心市街地活性化基本計画の改定など12項目。国直轄事業としての実施を目指す函館港北ふ頭の整備なども盛り込んでいる。

 これらに加え、来年度を最終年度としている事業も少なくない。JR函館駅前市有地や旧図書館本館の活用策検討、第3子以降の保育料無料化検討などに一定のめどをつけるほか、市立障害児・者施設(ともえ学園、あおば学園、青柳学園)の複合施設や神山児童館(仮称)は来年度に建設工事を行い、12年度からの供用開始を目指す。

 このほか、函館水産・海洋都市総合研究センターの整備では来年度に実施設計と用地取得に取り組む方針。

提供 - 函館新聞社


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