韓国・高陽市副市長が来函
update 2010/11/10 14:13
函館市と姉妹都市提携の協議を進めている韓国・高陽(コヤン)市の金仁圭(キム・インギュ)副市長(59)が9日、函館市を表敬訪問した。西尾正範市長との懇談の中で年内の提携調印に向け、12月23日か24日のいずれかに同市の崔星(チェ・ソン)市長(47)が来函し、市内で調印式を行いたいとの意向を示した。今後の事務作業を経て、今月中に正式決定する見通し。
両市の姉妹都市提携は今年2、3月に両市議会が議決。高陽市長が6月の選挙で交代したことを受けて進展が遅れていたが、10月に谷沢広副市長らが同市を訪れ、年内の調印を要請。高陽側もこれに応じていた。
懇談で金副市長は「今後は観光や医療に力を入れていきたい。両市は共通点も多く、観光の側面で一緒にやっていきたい」と切り出すと、西尾市長も「函館―ソウル線を生かし、観光やスポーツ、経済交流をしていきたい」などと応じていた。
崔市長の来函は高陽側から提案があり、金副市長は「両市民にとって、いいクリスマスプレゼントになるのでは」と述べた。懇談は和やかな雰囲気で進められ、函館からはガゴメコンブ、高陽からは西尾市長の名前が入った卓上プレートを贈り合うなど交流を深めた。一行は11日まで滞在する。
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