郷土料理発表会、シェフの逸品に市民の列
update 2010/11/9 10:52
函館市内、近郊のホテルやレストランなどの調理師でつくる、全日本司厨士協会函館支部(相原源一支部長)と日本中国料理協会函館支部(小川幸徳支部長)が主催する「第25回郷土料理発表会」が8日、函館国際ホテルで開かれた。約450人の市民らが訪れ、地元産の素材をふんだんに使った西洋、中華料理で味覚の秋を満喫した。
両支部が地産地消をテーマに地域の食文化の発展と、会員の調理技術向上を目的に毎年開いている。今年は西洋料理は7店、中国料理は9店が出店。はじめに調理師が紹介され、相原支部長が「食の大切さを伝える料理人の心意気をじかに感じてもらえれば」とあいさつし、会食が始まった。
参加者は噴火湾産の毛ガニを使った豆腐煮込み、道南産のサケなどを使ったカルパッチョや七飯産リンゴを使ったケーキなど計約100種類の中から好みの料理を選び、舌鼓を打った。市内美原の主婦、高田邦子さん(56)は「友人に誘われ初めて来たが、地元産食材の良さをあらためて知る機会となった」と喜んでいた。
このほか、両支部の青年部による、サンマを主材料とした料理コンテストの作品が披露された。
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