道新幹線空間デザイン審、駅前通のイメージ提示
update 2010/11/9 10:51
【北斗】北海道新幹線新駅周辺整備の在り方を検討する「第6回市新幹線新駅周辺空間デザイン審議会」(会長・韮澤憲吉函館高専名誉教授)が8日、市役所で開かれた。市は新駅周辺の土地利用方針案や主要施設計画案に基づき、駅前通や調整池のイメージを提示。委員から活発な意見を求めた。
同審議会は有識者や渡島総合振興局、函館市、七飯町関係者らが委員を務める。市は、ホテルや飲食店などを集積する来訪者向けの区域や、レンタカー業者などを集める交通関連ゾーンなどの土地利用方針案を示した。
北海道の玄関口としてのシンボルロード化を目指す駅前通の整備計画案では、全長346メートル、歩道を含む幅員31メートルの道路沿いに、市の木であるブナを植え、マルメロや稲穂をイメージしたデザイン照明を利用したい考えを示した。市は「ブナの間にはツツジなどの低木を植え、国道227号まで緑の連続性を創出したい」と述べた。
また、駅前区域3カ所に設ける調整池のうち、1カ所は緑化して遊歩道を設けることや、別の調整池にはフットサルコートやストリートバスケットコートを整備し、「若い人たちがスポーツを楽しむ場所としてにぎわいある空間としたい」とした。
一方、各市民団体などの代表者が委員を務める「第7回市新幹線まちづくり市民会議」(会長・長野章公立はこだて未来大教授)も同日、市役所で開かれた。委員らは駅前広場に隣接する物販ゾーンの活用や、駅に来訪したことを印象づけるための必要性などについて意見を交わした。
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