ものづくり体感、技能フェアにぎわう
update 2010/11/8 10:31
建具、塗装などの技能士とともに、ものづくりの楽しさを市民らに体感してもらう本年度の技能フェア(函館技能士会主催)が7日、函館市日吉町のポリテクセンター函館で開かれた。おもちゃ箱や椅子づくり、アート塗装の実演などが行われ、会場は大勢の家族連れでにぎわった。
ものづくり体験を通して技能士の仕事を知ってもらい、市民らに興味を持ってもらおうと開いている恒例の行事。会場では、外壁などに使用されるタイルを使った壁掛けづくりや、棚などを作る体験コーナーが設けられた。来場者は、「タイルをはめ込むときは左右対称を意識して」などのアドバイスを聞きながら真剣な表情で取り組んでいた。
会場では全国建築塗装技能競技大会新人の部で金賞受賞経験のある佐藤良太さん(30)が「塗装アート」を披露。白と黒の塗料で淡い濃淡を表現し、水墨画のような竹を描いた。30分たらずでの完成に、見守っていた観客からは大きな拍手が起こった。
市内八幡町の主婦、森田有希子さん(37)は「初めて来たが、子どもも楽しめるイベントがいっぱいで驚いた」と話し、娘の函館八幡小1年の遥香さんは「入れ物が欲しかった。自分で作れて楽しい」と笑顔を見せていた。
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