水産見て触れて 北大で学校祭 人工イクラ作り体験も

update 2010/11/7 15:01


 北大水産学部の学校祭「第49回北水祭」が6日開幕した。同校敷地内を会場に多彩なイベントが繰り広げられ、大勢の来場者でにぎわった。

 学内厚生会館では午前10時半から同大鯨類研究会(松石隆顧問)によるクロミンククジラ赤身肉などの販売が行われた。毎年恒例の企画で、1時間以上前から人が並び、販売開始時には30メートルほどの行列ができる人気ぶり。購入した50代の主婦は「良心的な価格でうれしい。タレに漬けてステーキにしようと思う。昔、母が作ってくれた味を再現したい」と話していた。

 講義棟で行われた研究展示では、人工イクラ作り体験が子どもたちに好評。海藻に含まれる成分アルギン酸ナトリウム≠ノ着色し、カルシウムイオン水の中にスポイトでたらすと、イクラそっくりな球体が完成。つぶすと中から液体が出てくる様子も本物そのもので、子どもたちは興味深そうに人工イクラ作り楽しんでいた。同体験を実施した北水サイエンスアシストの高原英生代表(博士課程3年)は「子どもたちが実験を通じて科学に興味をもってもらえたらうれしい。今後も科学体験イベントを積極的に行っていきたい」と話していた。

 同学校祭は7日まで行われる。

提供 - 函館新聞社


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