日本料理 親子で調理 リトルシェフ講座 食事の作法も学ぶ
update 2010/11/7 15:01
親子で食育について学ぶ「リトルシェフ養成講座」が6日、函館短大付設調理師専門学校で行われた。食育入門の講義で正しいはしの使い方など食事の作法を学び、確認のためにサンマの塩焼きなど日本料理を親子で調理して味わった。
子どもたちが、食材や栄養などについて考えながら、料理をする機会を持つことで、食についての実践力を養ってもらうことが目的。この日は函館市内の小学生とその家族8組19人が参加した。
講義は同校管理栄養士の安居華さんが、正しいはしの取り上げ方をはじめ、持ち方、魚の食べ方などを指導。魚は「上側の身を食べた後に裏返すことはしないで」とアドバイスした。
続いてサンマの塩焼きとウナギご飯、かき卵汁、スイートポテトの4品を調理。指導に当たった同校日本料理研究室長の北川陸雄さんは、かき卵汁の作り方について「とろみをつけてから卵を入れるとふわっとなる」などとポイントを説明。参加者は、親が包丁の使い方を教えたり、分担して作業するなど協力しながら料理を完成させた。
母親の滝山香代子さん(39)と一緒に参加した天春君(函館駒場小学校6年)は、「切ったり混ぜたり、料理は思ったよりおもしろいことが分かった」と、楽しそうな様子だった。
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