埼玉で道新幹線開業に関するアンケート、86%「函館に行きたい」
update 2010/11/6 14:56
函館市や経済界などで構成する「北海道新幹線新函館開業対策推進機構」は、このほど埼玉県内で行った北海道新幹線新函館駅開業に関するアンケート調査の結果をまとめた。新函館駅開業が函館訪問の動機になるという回答は86%となり、首都圏在住者の北海道新幹線への関心の高さをうかがわせた。
アンケートは9月中旬にさいたま市、10月上旬に上尾市の百貨店で行われた北海道物産展内で実施。設問は7問。合わせて257人から回答を得た(男性54人、女性200人、不明3人)。
北海道を訪れたことがある人の中で「もっとも多く利用している北海道への移動交通機関は」は「飛行機」が79.5%で「JR(新幹線・特急など)」は18.3%だった。
これに対し、新函館駅開業後の「函館・道南地域を訪れる際に最も多く利用すると思われる交通機関は」の設問には「新幹線」が77.9%、「飛行機」は19.5%と逆転。一方、札幌・道央地区への利用交通機関については「新幹線・特急」が54.9%、「飛行機」が42.2%と拮抗(きっこう)。これは、埼玉から羽田までへの移動時間などが影響しているとみられる。
「北海道新幹線が新函館駅まで開業した際は、函館に行ってみたいか」については「函館を身近に感じられるようになるので行ってみたい」が86%だった。
同機構では「現時点での北海道新幹線への関心の高さを5年後の新函館駅開業時まで持続してもらうために、今後の継続的な観光プロモーションが重要となる」と分析している。
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。