益田喜頓賞、Rダンスカンパニーに賞状
update 2010/11/4 11:22
函館市文化・スポーツ振興財団(金山正智理事長)の本年度「益田喜頓賞」授賞式が3日、市民会館大ホールにある、益田喜頓さんの胸像前で開かれた。6月に受賞が決まった「2009 R dance company 10周年記念公演“宇宙へ”」公演の主催者で市内末広町のジャズダンススタジオ、Rダンスカンパニーの山崎理恵代表に、金山理事長から賞状と記念品が贈られた。
同賞は、函館出身の喜劇役者、故益田喜頓さんの功績にちなみ、1999年度に創設。前年度の1年間に同会館、市芸術ホールで開かれた公演を対象とし、同財団舞台奨励事業委員会が審査する。ジャズダンスの団体としてはRダンスカンパニーは初受賞。本年度で11団体・個人となった。
同公演は2009年10月、同会館で開かれた。3部構成で、これまでにない規模の映像とのコラボレーションでダンスを展開。第1部は米国の最新ジャズダンス。第2部は同スタジオ10年を回顧し、これまでの作品を。第3部は世界的ダンサーで、受賞決定直後に急逝したトニー・ティー氏の振り付けでそれぞれ作品を発表。地域の舞台芸術を活性、奨励する意欲的な取り組みが評価された。
授賞式には山崎さんのほか、同公演に出演した同スタジオの15人や同委員会の審査員が出席。金山理事長から賞状を受けた山崎さんは「出演者、舞台スタッフ、運営に関わるすべての人たちの尽力で賞を頂いた。一つのことを長く続ければ、いつかはこのようなご褒美がもらえることを若い世代が感じ、長くダンスを続けてほしい」と話していた。
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