木古内どんぶり・ほたて炙り丼が完成、試食会にぎわう
update 2010/11/4 11:20
【木古内】ご当地グルメ誕生に高まる期待―。木古内町商工会などが中心に開発を進めてきた「木古内海山(かいせん)どんぶり」の完成披露試食会が3日、町スポーツセンターで開催された「第27回ふるさと産業まつり」の中で行われた。完成を待ちわびていた大勢の町民が参加し、待望の新グルメに舌鼓を打っていた。
2015年度の北海道新幹線新駅開業を見据え、地元の新鮮食材を活用した新メニューを観光の起爆剤にしようと、昨年9月に検討委員会を立ち上げ「木古内どんぶり」の開発がスタート。町内の飲食店や、函館短期大学付設調理師専門学校(函館市)などによる度重なる試作作業などを経て完成にこぎつけた。
どんぶりの正式名称は「木古内海山どんぶり『ほたて炙(あぶ)り丼』」。具材には大ぶりのホタテとピーマン、トマトを使い、白・赤・緑の鮮やかな3色が印象的。これにしょうゆ味のあんを絡め、素材の味を生かしたさっぱりとした風味が広がる。250人分が用意された試食会は開始前から長蛇の列ができ、町民の関心の高さをうかがわせた。町内在住の佐藤信一さん(51)は「3つの具材のバランスが良く、食べ飽きしない味。木古内の新名物となることを期待したい」と話していた。
木古内商工会会長で、どんぶり検討委員会の木元護委員長は「全国的なB級グルメブームの中、木古内にも自信を持ってアピールできるどんぶりが完成した。将来的にはこのどんぶりを食べるために、新幹線を利用して多くの観光客が木古内を訪れることを期待したい」と話していた。
同どんぶりは「寒中みそぎ祭」に合わせ、来年1月14日から町内の飲食店などで一般販売を開始する。
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