温泉生かし青函連携を、函館でフォーラム

update 2010/11/1 10:25


 青森と函館に点在する温泉を生かした広域連携を進めようと「青函温泉観光フォーラムin函館」が31日、函館市大森町のサン・リフレ函館で開かれた。青函の温泉や新幹線に関する「温泉検定」のほか、新青森開業まで約1カ月に迫った東北新幹線に関する情報提供が行われ、一般市民や観光関係者らが興味深く聞き入った。

 青森県内の温泉愛好家らでつくる温泉地活性化研究会(事務局・青森市、谷口清和代表)の主催。12月4日に東北新幹線が全線開業し、2015年度には北海道新幹線新函館駅(仮称)の開業を控えることから、両地域の温泉や観光資源を再認識してもらおうと開いた。

 温泉に関する基礎知識を問う「青函温泉観光検定」には約15人が挑戦。湯の川温泉の由来や、浅虫・酸ケ湯など青森の代表的な温泉地の泉質など択一式の50問が出題された。

 第2部のセミナーでは、谷口代表が東北新幹線の最新情報を紹介。現青森駅周辺で進められているねぶたミュージアムやりんご工房といった観光施設の進ちょく状況を写真で示すとともに、古川市場の「のっけ丼」の人気ぶりなども紹介した。

 谷口代表は「新函館が開業する5年後を見据え、温泉による地域連携を発展させなくてはならない。豊かな資源を全国に発信し、観光立圏として青函の発展を願いたい」と呼び掛けた。

提供 - 函館新聞社


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