あす初の青函温泉フォーラム

update 2010/10/30 11:45


温泉をキーワードに青函交流を深めよう―。青森県内の愛好家による「青函温泉観光フォーラムin函館」が、31日午後1時から函館市大森町2のサン・リフレ函館で初めて開かれる。両地域の温泉にまつわる基礎知識を問う「温泉検定」やセミナーを行う予定で、約1カ月後に迫った東北新幹線新青森開業を前に、ユニークな視点で青函交流のあり方を問う。主催者は多くの参加を呼び掛けている。

 温泉街の活性化に取り組む愛好家団体「温泉地活性化研究会」(事務局・青森市、谷口清和代表)が主催。

 12月4日に東北新幹線が全線開業し、2015年度には北海道新幹線新函館駅(仮称)の開業を控えることから、両地域の温泉や観光資源について、地域住民に再確認してもらおうと開く。

 同研究会は今回のフォーラムに合わせ、温泉の基礎知識や正しい入浴法、青函の観光資源などを題材とした「青函温泉観光検定」を行う。択一式50問(100点満点)で、「うち30問は湯の川や椴法華、浅虫、酸ケ湯などに関するもの。温泉マニアは必見」(谷口代表)。終了後すぐに答え合わせを行い、同研究会のメンバーが解説する。

 後半の温泉観光セミナーでは、谷口代表が新青森開業に向けた最新情報を報告するほか、同研究会の幹事2人が温泉による癒やしや、成分の分析表をテーマに話す。

 同研究会は2005、06年に函館市内で温泉にまつわるフォーラムを開いているが、新幹線に絡めた内容は初めて。谷口代表は「青函は温泉や港町など、似た背景を持っており、新幹線開業を契機により連携を深めていくべき。フォーラムで温泉や観光に関する知識を深め、交流を図っていきたい」と話している。

 入場無料。温泉検定の受験は定員50人(先着順)。問い合わせは同研究会電話080-6001-4126。

提供 - 函館新聞社


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