スイーツフェスタ 来年も開催

update 2010/10/30 11:44


9月に函館・近郊の菓子を一堂に集めたイベント「はこだてスイーツフェスタ」の実行委(委員長・若山直五島軒社長)は、来年も引き続きイベントを開催する方針を決めた。出店者、来場者双方から次回の開催を望む声が強く、実行委は「さらなる函館のスイーツのイメージアップにつなげたい」としている。

 22日に開かれた実行委の総括会議で、来年も引き続き開催することで合意した。時期や場所など詳細は未定だが、今回のフェスタに150万円の予算を計上した函館市も継続開催に意欲的で、「地元スイーツの消費拡大やイメージアップに大きな成果があった」と分析する。

 会議では3日間の来場者数が当初目標の1・6倍の1万5000人に達し、総売上額が665万円に上ったことを報告。出店者向けのアンケートでは、「出店して良かった」が全体の84%を占め、「店舗のPRになった」「他店を見て勉強になった」との声も。次回の開催については68%が出店を希望し、検討するが32%と前向きな回答が目立った。

 一方、来場者へのアンケートでは、客層として20―30代の女性が半数近くを占めたほか、和菓子より洋菓子に人気が集中している実態が浮かんだ。回答者全体の75・9%が「また来たい」と答え、次回の開催を望む声や「小さな店も含めて出店数を増やしてほしい」との意見もあった。

 市商業振興課は「市民がスイーツに高い関心を持っている表れで、地域の経済振興やブランド化にもなる」と説明。出店した風月堂の小川一彦社長は「最初は半信半疑だったが、予想以上の客入りで驚いている。普段店を知らない人へのPR効果もあり、一般消費者のスイーツへの注目度を再認識した。次回もぜひ参加したい」と話した。 

提供 - 函館新聞社


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